「知り合いを増やして紹介してもらおう!」
と、思い立ち、交流会やイベント、講演会やセミナーなどで知り合った人と名刺交換!
知り合い、顔見知りはどんどん増えていくのに
肝心のお客様になる人はなかなかいない……。
人脈やツテというパイプがない状態で起業するとまず初めにぶち当たる壁が『集客問題』ですね。
「自分に依頼してくれるお客様はどこにいるんだろうか?」
「もう会社員時代のようなわがままなお客さんや、言うことを聞いてくれないクレーマー相手はしたくない」
「今度こそ、自分の”好きな”お客様を見つけるぞ!」
そう思って探しに行くも、意外にもなかなか見つからなかったりします。
私も起業仕立ての時、お客様がどこにいるかわからずやみくもに人がたくさんいる所に出入りして
名刺交換の数=よく動いた証拠!
と勘違いしていた時がありました。
今、その名刺を見返してみると顔も覚えていない人が大半です(汗)
会った人の数がそのままお客様を獲得できる確率を上げるわけではありません。
もちろん、一人一人とじっくり長く話せばいいわけでもありません。
【その時そのタイミングを大事にできる人】がお客様を獲得できる確率を上げることができるのです。
では、どうやってその時そのタイミングを大事にすることできるのでしょうか?
それは『断らないこと』そして『否定しないこと』です。
相手はあなたのことをよく知りません。
あなたが恋愛コーチングをやっている”婚活成功コミットメント”さんであっても
起業アドバイザーをしている”6か月スタートアップ起業成功”さんでも
スピリチュアルカウンセリングをしている”神様とつながるソウル”さんでも
相手にとってはそれが何を意味しているのか初見ではわからないことがほとんどです。
ですから、相手は自分の知っている、想像できる限りの言葉で反応します。
それがたとえあなたの大事にしているこだわりと違っていたとしても
「あ、ちょっと違うんです、これは~」などと否定してはいけません。
違うな、と思っても、まずは「そうです!さすがよくご存じですね!」と相手を立てます。
言葉は非常に繊細です。
相手の使っている言葉が自分の思っているものと違っていたとしても、もしかしたら同じ意味合いで使っていることもあるかもしれないのです。
あなたのことを詳しく知らないために、知っていることでできる限り近いものを選択して相手は話してくれている。
その前提を持って話をしていくと、相手は懐を見せてどんどんシェアできるものを与えてくれるようになります。
こうやって知り合うことができた人はその後も連絡のやり取りが生まれやすくなります。
関係性を深めることができるので、タイミングをお互いに活かすことができるようにもなっていきます。
「あ、それちょっとおもしろそう!」というタイミングの今、まさにその時!
乗ることができれば、お客様になりうります。
正しく自己紹介するよりも
可能性がどんどん広がっていく自己紹介をすること
それは「相手を一切否定しない言葉を使うこと」で最初のお客様を獲得することができるようになります。
まだまだ自分の強みが何かわからない
お客様が獲得できる仕組みが出来上がっていない
そういう時はどんどんこの流れでタイミングを掴んでいってください。
きっとすぐそばにいたあなたのお客様があなたのサービスを待っていたことに気が付かれるのではないでしょうか?
この記事も参考にしてみてください!
→差別化ってどうやるの?