自分で風邪症状を今すぐ治すテクニック

こんにちは。

NLPトレーナーヤマダです。

 

昨晩のイッテQご覧になった方いますかー?

今回のイモトさんの山登りは南極のヴィソンマシフ!

ヴィソンマシフは世界7大陸最高峰の一つ

そのなかでも、歴史上もっとも登頂完遂したひとが少ないんだとか。

見渡す限りの地平線がすべて氷に包まれ

生物の気配が一切ない静寂の世界は圧巻でしたね~!

しかし、南極はやはりとてつもなく寒いそうで

体感温度ー50℃!!!!!

想像もつきませんが、

飛行機に乗ったときにたまに表示に出てくる温度、ですよね。

顔をさらけ出してるとたちまち凍傷になるくらいの温度だそうです。

また風も強く風速40~50m!

台風より強烈な風がこの体感温度で吹き付けてきます。

最新技術で作られたテントも壊れ、

強烈なブリザードの寒さと

一切救難を出すことができない恐怖の中にいる2週間

イモトさんは途中風邪で体調を崩してしまいましたが一晩で無理やり復帰。

万全の体調とは言えない状態でのアタックです。

無事完遂はできましたが、最高の登山スキルを持つ人までが脱落せざるを得ないほど

ハードなプロジェクトだったようです。

 

■■■

 

さて、今日は

肝心な時に体調もメンタルも整えるテクニック

のお話です。

 

3つの特徴があります。

◎一人で今すぐ、なんの道具もなくても使える!

◎ぶり返すことがない!

◎治癒が早くなる!

 

いつもなら完全な健康状態に調整していても

何らかの要因が重なって防ぎきれない、

ということは誰にでもありますね。

 

立場のある方

勝負をかけている方

責任がある方

代わりの効かない役割を任されている方…

 

万全の状態で挑みたいと願っているけれども

悪寒・発熱・のどの痛み・頭痛・腹痛・生理痛・めまい・・・

このような症状が薬を飲んでも治まらない。

これではいざ本気を出したくとも出すことができませんね。

せっかくの舞台、全力を尽くさなければ意味がありません。

この日のために準備してきたことすべてをかけるためにも

症状をコントロールする方法を知りましょう。

 

身体の症状は、心理的な課題の何かを知らせているサイン

ケガであったとしても、それを引き起こしてしまった責任を自分が負うことから

このプロセスは始まります。

 

自分の内面が起こしたことは自分が責任を負う。

まずはこの概念を前提にすることで、症状をコントロールすることができます。

 

■■■無意識のデフラグをする

 

人は視覚・聴覚・体感覚・味覚・嗅覚の五感で得られた知覚情報を

言語に変えています。

そしてこの知覚情報は認識フィルターでろ過され

削除・歪曲・一般化されます。

そして届いた情報が自分の中のステート(内面状態)を作っていきます。

病は気から、と言われていますね。

脳と身体は神経を通してつながっています。

処理がうまくいっていないときに身体や精神に不調が訪れます。

流れが滞っていると表現される方もいます。

 

人は知覚情報を言葉にしているので、

逆に言葉を入れ替えることでステートを変更させることもできます。

これは言葉の力を使うアファメーションだったり、RASの仕組みを使うことも同様です。

 

途中、イモトさんが「心が弱ってる」「辛い」「痛い」などの発言をされました。

南極は隔絶された空間です。

ほんのちょっとのリスクが命に関わる問題につながるかもしれない。

体調がいつもと少しでも違ったら必ず報告しないといけません。

 

弱ったときには後回しにしていた無意識化の問題が出てきます。

見ないようにしていた恐怖や理不尽な怒り

聞かないようにしていた周りの声

感じないようにしていた気持ちなどが一気に表面化されます。

 

これらはすべて無意識化のことなので、なかなか気づきません。

身体の不調を「冷え」「疲れ」「食事」「ウイルス」「遺伝」などに

理由を求めようとします。

もちろんそれらの理由もありますがそこに理由を求めると

「薬」「時間」「リソース」などの外部リソースを待たないといけなくなってしまいます。

南極では外部リソースがありませんので、自分で対応しなければなりません。

また通常の社会であってもリソースが来るのを待たないといけないという状況そのものに

負担がかかります。

 

■■■アファメーションをうまくいかせるには…

 

期待している状態を言葉に出して理想を現実に引き寄せるのがアファメーションですね。

健康な状態をイメージした発言、表情、しぐさを意図的に行う

元気に笑い転げて仕方ない状態を作る

笑いは免疫力を大幅に上げるので非常に効果的です。

 

実はこれをするまえにもう一つ段階が必要です。

言葉を使って内面状態をコントロールするには、

無意識化に隠されている問題を洗い出し、客観的に整理して

意識と統合することです。

 

本音に日を当てる段階を抜かすと、かえって症状がひどくなることがあります。

 

南極登山は「怖さを知ることから始まる」そうです。

天国じじぃと呼ばれている貫田さんが問題を口にしても

最後には「ノープロブレム!みんな、修羅場をくぐってきてるんで。」

とさらっと言ってますが、最後に上を向けるのは怖さを知った人だけですね。

 

まとめると

①望ましい状態をイメージする

②隠されている本音を見つける

③本音を客観的に観察する

④無意識と意識を統合させる

 

かんたんにまとめましたが、わりと難しい。

一生できないままの人も大勢います。

自分のことなので、特に冷静さを大事にしてる人は

②と③を混同しないように気を付けないといけません。

【本音が隠されている扉を見つけるまでが、慣れてないとちょっと大変かも…】

 

客観された課題と望ましい目標だけでアファメーションすると

隠されている不満が知らないところで膨れ上がりますから

たまには本音に日を当ててあげましょう。

そのためにも②③の見極めができる専門家を見つけておくことは

健康管理の上でも、業務管理の上でも非常に有効です。