カウンセリングのプロが受けに来ることも多いNLP
NLPがどのようにカウンセリングに役立つのか?
NLPはもともと心理療法を元に開発されました。
1970年代、アメリカのベトナム帰還兵の持つトラウマが
社会の大きな問題となっていました。
国の英雄であるはずの彼らが、フラッシュバックや恐怖症にとらわれ
通常の生活を送ることができなくなっていたのです。
アメリカのあらゆる療法家たちがメンタルケアを
行っていましたが、結果が出る人と出ない人に分かれていました。
ところが、明らかに成功率が高く、最速で効果を出す心理療法家がいました。
NLPの始祖となるミルトン・エリクソン、フリッツ・バールズ、ヴァージニア・サティアです。
彼らが効果を出している言語パターンを紐解き
誰もが同じ効果を出すようにプロセス化したことがNLPの始まりです。
今ではビジネスやスポーツの場で取り上げられることの多いNLP
元は心理療法が元になっているだけに、カウンセリングに関するテクニックは
非常に多いです。
産業カウンセラーや臨床心理士などの勉強を重ね
いざ現場に行っても、知識と技術はまったく別のものだと実感するひとは多いでしょう。
原理や原因がわかっていても、そこに対するアプローチの仕方がまずければ
解決できる問題も、もっと深刻に拡大してしまうことにもなりえません。
「傾聴」ひとつとっても、ただ話を聞くだけで
フラッシュバックが起きたり、自己否定がさらに強まることがあります。
カウンセラーのプロが培ってきた知識と経験を活かし
世の中に活かしていく術がNLPです。
NLP、その中でも最強とうたわれているタイムラインセラピー®では
クライアントが抱える問題の深く細かい内容を知らなくとも
ある特定のスクリプトを使い、構造を理解すれば
クライアント自身で解決策を見つけ、未来に向かって行動できるよう
導くこともできます。
参考:タイムラインセラピー®「最強のリミッターカットスキル」
虐待やセクシャルハラスメント、また災害による深刻なトラウマであっても
そこに感じる感情をコントロールしながら解決に導くことができます。
カウンセラーがすることは、どこに問題があるか。
そしてその問題にはどのアプローチ方法が適しているかを見極めることです。
深刻な心の問題にたいして、多くの日本人は
通常、それは認知療法や催眠療法など
長時間かけて特殊な環境下で行うことが望ましいと思っている方がほとんどです。
しかし、トラウマやネガティブな固定観念のベースとなる出来事は
ほぼ一瞬に近い短時間の衝撃であり、この衝撃にたいして
未経験な無意識に近い自己認識が同じことを繰り返さないよう、免疫の意味をつけたものです。
紐づけた意味の構造を知り、ネガティブが一瞬でできるのであれば
ポジティブにも一瞬で換えることができるという前提のもとにプロセスが組み立てらます。
実際、アメリカやイギリスではすでに1970年代~2000年代の中東帰還兵に対し
短時間でトラウマを解消し、自殺率の軽減、通常業務への復帰、
生活を送ることができるようになっている
結果が出ています。
また、イギリスにおいてもチャールズ皇太子が帰還兵のために策定したケアプログラムで
実際にタイムラインセラピー®が有効に活用されていることが報告されています。
また、先の東日本大震災でもNLPと評してはおりませんでしたが
NLPトレーナーが医療関係者各位に対し、あまりにも衝撃の強いトラウマになった患者に対する
対応の仕方をNLPを使ってトレーニングをした実績もあります。
これらのように、理論がありながらもより実践的に現場でカウンセリングを
することができるスキルを学べるのがNLPです。
とくに昨今では限られた時間の中でケアをしていくことが
企業や病院などの施設で課されています。
もちろん、長い時間をかければいいカウンセリングができるというわけではなく
短時間でより良い効果を出すことも可能です。
いまだ日本では短時間で即効果を出すやり方は一般的ではなく、
任意で、目的意識の高いひとが個人的にスキルを高めるにとどまっています。
心の健康意識の重要さが必要とされている現代
個人事業でもカウンセラーやセラピストはこれからどんどん必要とされることでしょう。
当講座では国際的なカウンセラーテクニックを保証する全米NLP協会のプラクティショナー、
そしてイギリスでも活用されているセラピースキルタイムラインセラピー®、
また相手を尊重しながら意思疎通を行うことができるLABプロファイル®プラクティショナー
の認定資格を発行することができるカリキュラムをご用意しております。
現場の最前線でクライアントに寄り添い、滞った心に風を通すカウンセラーを目指している
方はこの講座を受けることで確実にその成果を手に入れられるでしょう。