今日は目上の方に引き立てられる方法です。
目上というと
上司や地位の高い方
先生と呼ばれる人たち
取引先の決定権を持つ方などですね。
上司や目上の方から引き立てられると聞いてどう感じますか?
「媚売ってるようでヤダ。」
「いい子ちゃんにならないといけない?」
「周りからずるいと思われないか。」
「えこひいきされるっていうこと?」
「怖い、近寄りがたい。」
「自分から声をかけていいかわからない」
「圧倒されてしまう」
このように思われる方も多くいると聞きます。
そこで、
「周囲からの評価が格段に上がる。」
「上司や目上の方からだけではなく、周りからも信頼されるようになる。」
「情報がいち早く入ってくる。」
「先回りして動けるようになる。」
「落ち着いて行動できる。」
「意見を言っても後に引きずらない」
「集中できる。」
「仕事ができるようになる。」
こういった環境が手に入るとしたらどうでしょうか。
自分自身が大事にしていることはそのままに
周りとうまく関係を作りながら
上手にいいとこどりする
メリットだらけの可愛がられる行動パターンをお伝えしていきます!
■■■
このブログに来られる方はご自身で経営されていたり
ご自身で事業を持たれている方も多いので
目上の方から引き立てられることの重要さを
ご存じの方も多いと思います。
目上の方に可愛がっていただくことで
自分の目的が達成するような環境を安全に作ることができ
避けられる問題を楽に回避することができます。
目上の方は多くの情報を持っていますし
決定権もあります。
今自分のいる所では見えないようなことも
上から見れば良くわかることもあるでしょう。
人もつなげてくれますし
販売が困難と思われるような
高額なものも購入されています。
何より、その成功されている
行動パターンを学ぶことで
自分自身もより上に昇ることが
できるようになります。
■■■ トリガーポイントを抑える
トリガーポイントとは医療用語で
痛みを感じる根本です。
肩こりや筋肉痛をマッサージするときに
トリガーポイントを押すと
比較的早く回復します。
また、麻酔や温感を与えることで
関連する他部位に影響を与えることができます。
まず、自分よりも上の立場にいる方々が
上下関係で動くときに何を大事にしているか?
そのトリガーポイントは3つあります。
1、けじめ
2、集中
3、人柄
です。
可愛がられるためにはこの3つのポイントを押さえておくことが肝になります。
人柄については見る人と見ない人に大きく分かれる所ですが
LABプロファイル®のパターンからいうと
低額商品購入者は、数字や性能を重視する傾向にあり
高額商品購入者は、人柄や人間性を重視する傾向にあります。
このブログに来られる方は
他にはない大きな価値を持たれている方が多いため、
選択肢がある時の行動パターンとして
後者を対象にします。
▼上記3点を肝に銘じたうえで、どのように行動すればいいか?
①期待に気付く
②喜ぶ
③事実を明らかにする。
④行動する
⑤努力は集中という行動で示す。
⑥成果は上司の成績を1点でも上回るようにする。
⑦成果はアドバイスの成果だと伝える。
①期待に気付く
多くの人が自分自身を過小評価、
あるいは間違った自己評価をしているため
上からの評価に気付くことがありません。
ここに気付いただけでスタートは先陣を切っています。
②喜ぶ
そもそも彼らには
彼ら自身の進退をかけるほどの
期待をかける必要がありません。
他にも代わりはたくさんいることを知っているからです。
ではなぜ、期待をかけられるのか?
人柄に可能性を感じるためです。
人柄には代わりがないのです。
いくつかの可能性を考えながらも
人柄が信頼に値すると最後の判断をしたとき
それが期待になります。
それは喜びという表現で返すと
相乗効果が生まれます。
そして喜びは感謝と笑顔で表現するようにします。
ふだん冷静で飄々としている人ほど、笑った顔はかわいいものです。
そして、自分の何気ない行動で相手が笑うともっと何かしてあげたくなるのが
能力の高い人の特徴です。
笑うのはへたくそでも不細工でも大丈夫です。
期待をかけられた喜びは素直にそのまま出すことです。
笑った顔が不細工だからと、すまし顔で期待を受け取ると
期待が下がります。
③事実明らかに伝える
もし、リソースが足りず現時点では不可能な依頼を受けた場合は
正確にそのことを相手に伝えます。
できないことはできない、と明確に伝えます。
その際、ものすごく重要なポイントがあります。
ダメ、無理!などの拒否発言ではなく
わかりません、といった批判でもなく
意見や質問といった形に変えます。(参考:LABプロファイル®なら簡単にできます)
上から見れば、下にいるもののリソースはほぼ丸見えなので
できるかできないかは上が判断できます。
しかし、まれにお互いの情報がすれ違っている場合があるので、
認識のすり合わせとして確認のための質問形式をとるのです。
④行動する
内容がわかればあとはプロセス通り行動するだけです。
最短距離・最小工数を計算してスケジュールを立てます。
このとき重要なのは意図設定(参考:プチ引き寄せ)
最終的にどうなっていればいいか、
そのゴールを無意識に埋め込むことで
気付いていない潜在能力を活かすことができます。
⑤努力は集中という行動で示す
もちろん努力する必要はありますが、
苦しんでる姿を見せるのではなく、
集中し、成果につなげている姿を見せます。
息抜きしてもいいんです。
不平・不満をお腹の中に詰め込みながらやっとの思いで仕上げるよりも、
適度に休憩を取って楽しく仕上げたほうが上も喜びます。
⑥成果は上司の成績を1点でも上回るようにする
成果は上司よりも上を狙います。
上司から聞いて、上司のリソースが上乗せされているからです。
同じ失敗を繰り返すのは、上の話を聞かずに蔑ろにしていることと同様です。
ここではじめて上の期待を超えることができます。
⑦成果はアドバイスのおかげだと伝える
上司のリソースを無駄なくすみずみまで使うことができたことを伝えます。
経験が有効に活きているとうれしい人は多いです。
逆に自分の経験を蔑ろにされて喜ぶ人はいないでしょう。
この①~⑦を細かい場面でも繰り返していくと、
だんだんかわいがられていることが実感できるようになります。
▼うまくいかない人は…
えこひいきやずるいと言われる人は①②⑦しかしません。
行動や成果で出さないのです。
せっかくの情報を先取りでもらっても使っていないので、
上にかかっている評価にぶら下がっているだけです。
これは周りの評価を落とします。
▼いつもやいのやいの、ぐちぐち言われている人は
③④⑤⑥を意識してみてください。
心配されやすい人はここを抜かしていることが多いのです。
「指示はちゃんと聞いているのか?」
「できないんならちゃんと進捗報告しろよ。」
上の人も人間ですから
不安になることもあります。
安心して任せたくなるトリガーポイントをおさえましょう。
▼上司にヤキモチ焼かれやすい人は
②③⑦を重点的に行うようにしてみてください。
ヤキモチを焼かれやすい傾向にある方は
対象への人間性や気持ちを軽視する傾向にあります。
▼また、何かとガミガミ怒られやすい人は
③④⑤⑥の結果が出るようにします。
事実を明確に認識できれば信頼が得られますし
そのうえで相手の期待値を超えることができれば
上からも一目置かれるようになります(参考:羽生選手の行動パターン)
効率を良くすることも大事なポイントの一つです。
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上司、という大きな橋の上では、
下からは見えない情報のやり取りが
部署を超えて、または事業を超えて行われています。
目上の方や、圧倒的に地位の高い方も同じです。
下にいる限りは全く想像もしていないような情報のやり取りがさらっと
やり取りされています。
今の自分では思いもつかないようなことを
上はすでに見て、聞いて、体験しています。
それは、ただ、話を聞いて知っているのとでは大違いです。
もし、自分で
もっと成長していきたい
もっと良い環境に恵まれたい
もっといい行動ができるようになりたい
もっといい能力が欲しい
そう思っているのであれば
ぜひ目上の方にかわいがられてください。
きっと大事にしてくれます。