職場を楽にするスムーズマネジメント

社内の人間関係が楽になる~

今日のテーマは『スムーズマネジメント』ですよ!

 

突然ですが、私は仕事がキライでした…。

(「ええ、わたしもです。」…という声が聞こえます…笑)

会社に勤めて営業をしていたことがありましたが、

“人に指示されて何かわからないことをする”

というのがストレスでした。

 

少量の情報の中で、上司が間違った判断をしていると

内心思っているにもかかわらず、指示通りに結果を出さないといけない。

実績を出さないと自分に過失がついて成績(給料)が下がる。

とにかく早く終わらせるために集中していると、

実績と評価が上がり新たな業務が自分の肩に積み重なる…。

 

「上司はいいよなぁ~

 間違っても下ががんばってたら評価もあがるんだから。

 下は失敗したら切られるだけだもんな!」

とか思ってました。

 

現場営業は得意ですが、社内営業が下手なので、集まりの日の後の飲み会が嫌で嫌で…

 

今ならわかるんです。完璧な指示がどれだけ難しいか!

上司がいかに社内を心地よくするために粉骨砕身しながら情報を集めていたか!

どれだけ自分が偏ったものの見方・聞き方・とらえ方をしていたか!

 

上司が上司になるときって、個人の仕事がうまくいって

評価が上がって出世していく人が大半ですね。

部署内にめちゃくちゃ仕事ができる人がいて、

そういう人から順番に出世していきますよね。

仕事ができる人が部下に、

上手に仕事するための広い視野だったり、

情報の扱い方だったり、

コミュニケーションの取り方を教えることを上層部は期待します。

 

…が、仕事はピカイチかもしれませんが、マネジメントはイマイチだったりします。

 

顧客としっかり信頼関係もとれていて、同僚との付き合いもうまい。

なのに上司と部下という関係になったとたんに急に対応が変わる…

逆に上司と部下という関係で同僚のようにつきあっていては仕事が進まないですね。

 

上司としての部下とのうまい距離の取り方は

肩書がついてから学びはじめるひとは多いです。

 

上司に求められる行動と判断基準、

そして部下であるひとの行動と判断基準は

当たり前ですがまったく違うものです。

 

違うということはわかっていても、じゃあどうしたらいいのかわからない!

上司は自分が正しいと思っていることを部下に指示しますが、

部下は上司の言ってることの本質がわかりません。

上司の常識に当てはめているので、わからないことが上司もわかりません。

部下は自分が上司の言うことを正しく理解していると思っていますが、

自分の常識に当てはめていることに気付いてません。

取りこぼしている情報があることにも気づいてません。

 

こういった誤解・勘違い・すれ違いが積み重なって、

ギスギスした、まるで錆びてるパーツが重なるように摩擦が起きている状態では

判断するための情報をゆがめてしまいますし、指示も曲がって伝わってしまいます。

【構造理解と定期的なメンテナンスが、軽い力で大きなものを動かすコツ】

 

例えば、テストして途中経過を測定したいだけの上司の指示に対し、

部下は必死になってノルマを完遂させようとし、エネルギーを消費してしまいます。

またある時は肝心な本番を迎えようとしているのに

のんびりと指示待ちの状態の部下がいる非効率なエネルギー状態の時もあります。

 

上司と部下の間に限らず、人は情報を削除・歪曲・一般化してしまいます。

“自分の常識は他人の非常識” 人の数だけ常識があります。

 

常識のギャップをどうやって埋めるのか?

そのためにはまず、心のクセの形を知る必要があります。

 

人には誰しも 心のクセ があるのをご存じでしょうか?

右利きや左利きのように、感じ方や情報の受け取り方にもクセがあるのです。

 

思考や心の動きはなかなか目に見えませんが、

ある言語パターンを聞き分け、

特定の身体箇所をポイントに観察すると、

相手の思考・行動の予測がつけられるようになってきます。

 

◆自分と相手の心のクセの違いに気付く◆

それぞれ置かれている状況の違いを理解し

その状況にあるとどんな行動特性が出てくるのか

どこにモチベーションが働くのか

お互い大事にしている価値観、どんな信念を持っているか

 

これらがわかれば、相手が何を要求しているのか、期待しているのか、

次の行動はどうするのかが手に取るようにわかります。

 

NLPのプラクティショナーで習う範囲だけでも

キャリブレーションポイントに集中して観察、

ストラテジーを理解して、クセが出てくる順番を把握し

メタプログラムで相手の言語パターンを聞き取ってクセの形を知り

LABプロファイル®でクセの形にピッタリはまる影響言語を使って、モチベーションを引き上げ

ニューロ・ロジカルで無意識にズドンとはまるカリスマ指示を送ることができるようになります。

 

これらを習得すれば

必要な情報を把握し、正確に決断し、確実な指示を与える上司になり、

必要な情報を整理し、正確に報告し、確実に結果を出せる部下になり、

相手が納得と理解をした状態で進めることで摩擦は減り、円滑に業務が進みます!

NLPを学んだことのある人も

実はこうやって実際の現場で使えることをご存じでしたでしょうか?

ただの知識に終わらせるか、自分の本当の実力に変えていくか。

それはあなた次第です。

 

心のクセを会話で気づいて

相手のやる気に火をつける!

心地よい職場を作り

自然と必要な情報がシェアされる環境にする

そんな結果が出せるNLPを学びましょう。