天才が持つひらめきとは?

ごく一部の天才たちが持つひらめきの才能はどこからくるのでしょうか。

アーティストや作家、一流と呼ばれる仕事をする職人

そして天才的なひらめきを元に高度なシステムを発表する学者たち

 

彼らは

「天からの啓示」

「未知の声」

「感じ取った」

「フィールドが教えてくれる」

 

 

などなど、一般人には理解しがたい超感覚を持っているかのように

ひらめきを有効的に使います。

 

天才とまではいかずとも

仕事でも日常生活でも、ここぞというときにひらめきがあると

日ごろ積み重ねている努力や下積みが活きてきます。

 

ひらめきは天性のもの、と思われる方も多いですが

実は誰しも持っています。

ただ、いざ使いたいときにコントロールできる人は少ないでしょう。

 

■■■  彼らの使っているひらめきの糸口とは?

もっとも使いやすく

わかりやすいテクニックは表象システムの入れ替えです。

これをNLP用語でオーバーラップと言います。

オーバーラップとは五感のいずれかから

別の五感へ移行させることです。

 

例えば、画家が

聴覚(音楽)情報を”聞き取り”

視覚(イメージ)情報として表現することです。

 

あるいは

ニュートンが落ちているリンゴを”見て”

頭の中の”言語情報”とつなげることもそうでしょう。

日ごろ、好んで使っている五感を

別の感覚に移行することで

思考の柔軟性をさらに発展させることができます。

 

NLPでは言葉を使って

このオーバーラップを意図的にコントロールすることができます。

 

使いどころとしてはこんな場面—

「 悩み事があって、胸のあたりが重く、もやもやする…

ずっと長い間抱えていて、解決に向けて考えている…

本を読んだり、セミナーに行ったり、

カウンセリングやコーチングを受けたり

専門家からアドバイスを受けたり…

どれもこれもしっくり来なくて、ぱっとしない。。。」

 

こんな時にぱっ!と閃く何かのきっかけがあれば

長い間考えていた分も含めて「ああ、そうか!こういうことか!!」

とスッキリする時がありますね。

 

こういう時に何かのきっかけを待つのもいいですが

きっかけを自分で作れるように

意図的にコントロールできるとしたらどうでしょうか。

 

好きなだけもやもやするだけして(笑)

(そろそろ解決してすっきりしたいな~)と思ったら

オーバーラップのテクニックを使ってみることで

あっさり解放されます。

それも自分が納得できるもっともいい状態で。

 

NLPには意図的に天からの閃きを起こすことができる

便利なセルフワークがあります。

 

体感覚をイメージに起こし、言語表現をするワークがあります。

参考:ヤマダがおすすめするのは…ダイナミックスピンリリース

 

通常の心理学とは違い、NLPではクライアントの出したイメージに意味はつけません。

色や形状、明暗、感触…

すべてクライアントがそのイメージに意味を付けていきます。

そして、クライアントがその意味にどういう解釈を行い

どう目標へつなげていくかサポーしていくのです。

 

NLPでは「あなたはこういう心理状態ですよ。」という

診断は行いません。

クライアントが自分で自分の状態を納得でき、自分で解決できるように

サポートしていきます。

 

そのための技法は他のメンタルテクニックとは違い、

突出しているところかもしれません。

 

その人に関する最も大切な情報は、その人の行動から得られます。

そして、人は成功するために必要なリソース(能力)をすべて持っています。

 

コーチがするべきことはクライアントの柔軟性を上げ

クリエイティブに想像できるようにすることです。

 

そうすることで、固執していた思い込みや信じ込みから解放され

自由度の高い解決策と

機転の利いた行動計画

そして現実と未来に対して

豊かな希望を持つことができるようになります。

 

オーバーラップができると

胸のあたりでモヤモヤを感じていた時には

思いつきもしなかったことが言語化されます。

それは潜在意識に隠されていた

本心だったり、本音だったり、本当は気付いていることだったりします。

そこからさらに知覚位置の交換や、リフレーミングを行うことで

潜在意識に隠れていた本音を磨き上げ、才能に変えていきます。

 

言語化されれば、あとは簡単です。

潜在意識からどんどん才能を引き出していくことができます。

 

もともと、人間は非常に優れた能力を持っています

本気になれば目をつむっていても誰がどこにいるかわかるでしょうし

目には見えない力も感じ取ることができるでしょう。

 

いまは必要ないから使っていないだけです。

 

今、意識的に使っている部分は5~10%

潜在意識と言われる無意識は90%以上もあります。

この90%の潜在意識をどのように使っていくか?

 

自分の潜在的な能力を開発し、

意図的に閃きの才能を使っていくには

好んで使っている五感を知り

あまり好まない五感に置き換える、ということをしてみると

想像力が開いていくことがわかるようになります。

 

 

潜在的に使える部分をさらに大きくすれば

才能トリガーとなる閃きに火をつけることができるでしょう。

日ごろ培っている技術・経験にさらなる成果をつけるために

潜在意識の意図的なコントロールで天才の能力を開花することができます。