「今年もいいのがいないなあ~」
4月も半ば、皆さんの元に新卒や中途採用者が来られているのではないでしょうか。
これは!と思う人材もいれば、ため息をつきたくなる人材もいるでしょう。
もし、あなたの職場の部下が、眠れる才能を持っていたとしたらどうでしょうか?
今日は部下の強みを見つけることが上手い上司のコツをお伝えします!
企業の求める人材って、きっとこういう人が多いですよね。
・明るく素直!
・失敗してもめげずに再挑戦できる強い信念を持つ
・前向きに取り組める
・コミュニケーション能力がある
・自ら学ぶ向上心がある
・仕事に熱意がある!
・創意工夫ができる
・自分で考え、行動を起こせる
・リーダーシップが取れる
いやあ、欲しいですよね~!こういう人材いたら即採用ですよ。
私も会社を経営しているとき、こういう人材はいないものかと目を皿のようにしてあちこち探しまわったものです。
これだけ気持ちいい性格をしていれば、お給料もっと上げたっていいんだ!!
……とはいえ、実際は面接時にこれだけの才能を持つ人がいるかどうかを判断するのは非常に厳しいわけです。
昨今は面接対策もバッチリこなしてきた賢い人たちが来ているので、なかなか見破りにくいことも事実です。
では、こういう人たちを採用するにはどうすればいいでしょうか?
それは【強みの反対、弱点を見つけること】です。
弱点は視点を変えると強みになりうることもあります。
つまり、育て方を間違えなければ現時点での弱点は『強み』になるのです。
では、上記の強みを持つ人の弱点とは?
・明るく素直!→そそっかしく、確認をしない傾向にあるので後始末が多い
・失敗してもめげずに再挑戦できる強い信念を持つ→反省をしない、何度も同じことを繰り返す意地と頑固
・前向きに取り組める→問題意識が低く、危機感がない
・コミュニケーション能力がある→いい顔しか見せないので、深い関係を結びにくい
・自ら学ぶ向上心がある→好きなことしかやらない
・仕事に熱意がある!→感情的になりやすい
・創意工夫ができる→次から次に新しいことに手を付けて完了させることができない
・自分で考え、行動を起こせる→自分勝手な判断で行動しがち
・リーダーシップが取れる→自分のやり方を他人に押し付ける
……どうでしょうか。
皆さまの職場にもいませんか、こういう人。
これはLABプロファイル®という人の行動特性から強みと弱点を見つけることができるプロファイルパターンを使ったものです。
マイクロソフトやIBM等、大手外資系企業を中心に今世界的に伸びているマネジメントツールです。
強みとは、使い方を誤ると弱点にもなりうります。
逆に弱点に見えるところも、うまく扱えば強みになりうるのです。
皆さん自身が自分の弱点だと思っているところも裏を返せば強みですし、人を見た時に「やだなあ~」と思うところも見方を変えると強みになります。
部下の10年後を決めるのは上司の育て方。
今はまだ弱点としての使い方しかできなくとも、うまくマネジメントすれば最高の才能を発揮するかもしれません!
ぜひ強みを活かせる上司になって、職場のポテンシャルを上げていってください!!