育児や介護で起業にかけられる時間と心の余裕がないというときは…

子育て、介護が始まると、24時間気が休まるときはありませんよね。

四六時中泣いたり怒ったりしているお子さんや、いつどうなるかわからない高齢の方のお世話をする人の忍耐力はいつも試されています。

 

細かいところによく気が付く人ほど、あらゆることに全力で頑張りますし、

大らかな人も子供や弱っている親御さんと離れている時間に罪悪感を感じてしまう……ということもよく聞く話です。

 

現代の家庭を任されている女性は忙しいですね。

そして実は、他に任せられない細々としたことをたくさん抱えている立場でもあります。

 

私も起業時には幼稚園に通う子供と認知症の祖父祖母の介護があったので、気が休まる時がない気持ちがわかります。

でも仕事のように何か動いて結果を出しているわけではないので「忙しい、休みたい」とは、はっきり言えないんです。

 

「今の状態を保持するだけで精一杯!」

と、守りに入っている状態で“起業”というクリエイティブなことにエネルギーを割くということは気持ち的に難しいものがあるかもしれませんね。

 

そんな時こそ【自分の時間を意識して作ることをお勧めします。

 

「母として」

「娘として」

「嫁として」

やるべきことがたくさんあるからこそ、「自分のための」時間が必要なのです。

 

人は身体が動くことができていても、精神的に休まる時がないと、倒れてしまいます。

 

たまには子供を預ける。

プレイルームやシッターさんにお金を出してでも自分の時間を作る。

 

時々は親御さんにデイサービスやショートステイに出てもらう。

少し無理をして甘えてもいいから自分の時間をとる。

 

守りに全力投資をしていると、気持ちが休まりません。

気持ちが休まる時がないと、身体に支障が出てきます。

 

起業は身体が資本です。

そして、強い身体を生むのは豊かな気持ちの余裕があってこそ。

そしてそんな余裕から起業や顧客のためのサービスが考え着くきっかけが生まれます。

 

『子育てや介護でまとまった時間がとれない』

そんな悩みをお持ちの方は、もしかしたら、もう少しだけ周りの力を借りてもいいのかもしれません。

ほんの少し、自分のために100%使うことができる時間を確保するだけでいろんなアイデアを形にすることができるようになりますよ。

ぜひ試してみてください!