おはようございます!
オリンピック、どんどんメダル確保していってますね!
いつも1位が当たり前の沙羅ちゃん。
さいきんは他の選手が伸びていてなかなか記録が伸ばせずにいました。
それでも、前回の雪辱を晴らし、見事銅メダル!
魔物がいると言われるオリンピックでメダル獲得をするなんて、
肝心かなめを引き寄せる力がすごいですね。
そして写真を撮るときに「これはみんなで取ったものだから。」
といつもの目立つ広告塔ポジションをやんわり断り、
選手としてチームメンバーが結果を出したことを示す横並び撮影を提案する沙羅ちゃん!
さすが、成功を手にする人は頂点に立った時のふるまいが違うなあ、と勉強させてもらいました。
金メダルがいつしか当たり前になり、
トップ以外のポジションに立つことがむずかしくなったとき
それがモチベーションになることもあれば、大きなプレッシャーになることもあります。
失敗がわかるようになってくると、成功との違いを痛感させられる。
壁がどうしても超えられない。
望む理想がしっかりイメージできている人ほど、壁が乗り越えられないことがつらいですね。
努力を惜しまず、前向きになろうと意識的になる人がお疲れモードになったとき
それは、がんばりすぎの自家中毒になっているかもしれません。
「こんな小さなことでつまづいて、あきらめるのは情けない。」
「理屈はわかってるんだからやらなきゃ終わらない。」
と、“頭”ではわかってるけれども、心で納得していない。
いちいち理想と現実との違いにいちいち傷つくのにもう疲れてしまった。
あきらめるのは嫌だけど、モチベーションがどうしても出てこない。
人には、元気になれるタイミングというものがあります。
コーチングや、力づけのワークも良いのですが
ひとまず“休む”ことをしてみましょう。
NLPを学ばれる方は、もともとの意志が強く、
何かを乗り越えるためにセミナーに来られる方が多いです。
このような方は、確実に獲得して持ち帰るために、きちんと真面目に受講されます。
冷静で、理知的で、相手に合わせて表情コントロールや声音を使い分けることができます。
非常に優れた感情コントロールテクニックをお持ちで、内容を把握することも早く
いろんなワークをそつなくされますが…
固いんです。
ガチコチに固まっています。
本能を扱うことを無意識的に避ける傾向にあります。
固いと言われても何が固いのかわかりにくいですね。
ヤマダも「固いわぁ~」とよく言われていたので
(ちゃんとやっとるのになぁ…)と思いつつも
違うと言われているようで心外でした。
その『心外』が合図です。
NLPは本能的な部分を意図的に扱うことで自分の中のリソースや
相手のリソースを引き出します。
冷静でいることは、社会で生きる上においてはとても重要なことですが
時には自分の内面で起きていることにも向き合って
どっぷり浸かりこむことも必要です。
疲れたなぁ、と感じたなら「何に」疲れているのか、本気で取り合ってみる
自分の中の子供な部分に気付いたなら、一度は最後まで聞いてみる
◎本当はアレがいやだった。
◎ああしてほしかった、実はこうしてほしかった。
自分の中のネガティブな部分を冷静に観察して客観的にするためには
見ないふりして大人を演じるよりも、
わがままに本能のままに感じきること。
「ん?」とかすかにイラっとしたり
何か違和感や気色の悪さ、不安や足場のない感じがしたら
それが合図です。
「気のせいだ。」
「きっと自分に過失があるはず。もっと大人にならないと。」
と放置しておくとやがて積み重なりお疲れ自家中毒になってしまいます。
これがあんまり進むと病気になったり、
鈍感力が鍛えられすぎて、注意力散漫になり、事故に遭ったりします。
めんどくさがらずに一度は言語化するようにし、
何に対して、何を感じて、それはなぜそう感じたか
自分が大事にしていることに気付く機会です。
自分が大事にしていることに気付くことは
自分自身に対しての思いやり
少しづつ積もり積もった心の澱は
やがて表にも出てきます。
内面のメンテナンスも社会人としてのマナーですね。
身の回りと同様、内面もきれいに整えると
ふと元気になる時が出てきます。
行き場のない気持ちをほったらかしにするよりも
滞りを掃除して、いつも清めた心でいると
健やかな精神状態でいられます。
なかなかうまくいかない
壁が乗り越えられない
そんな時でもいつも健やかな状態を保つようにしていれば
最高のリソースを引き寄せることができるようになります。