相手の目線にかんたんに立つ方法

”相手目線”

”相手の立場になって”

”尊厳を持って接する”

 

言うのはかんたんですが

行うは難し。

 

どれだけ相手に寄り添ってるつもりでも

はたから見たらエゴ丸出し

 

こればっかりはいくら指導しても

気付くか気づかないかは

本人次第…

と、ほとほと手を焼かれている

リーダー泣かせのテーマです。

 

本日は相手目線にかんたんに立ち

自分の言葉や行動の結果が

相手にどのように伝わっているか

そして

相手からの理解不能の反応の

プロセスがわかるようになる

ポジションチェンジをお伝えします。

 

 

相手の目線が

相手の気持ちが

相手が何を考えて

何を欲しているか

 

これがわかれば

適切な対応をとることができ

自分も無理せずに済み

お互いに歩み寄って

目的に向かうことが可能になるでしょう。

 

(なんでこんなやつと仕事しないといけないんだ)

(なんでこんなのが家族にいるんだろう)

(いつも感謝してるんだけど、行動で示せない)

(伝えたいことがちゃんと伝わっているのかわからない)

(もしかして、自分はまちがった伝え方をしてる?)

 

どれだけ考えても

自分の器以上の答えが出てこない

相手が何を思っているのか

少しでもわかりたい

こんなときに有効なテクニックです。

 

ポジションチェンジとは

知覚位置を変えることによって

自分が認識していること

内面の状態までも

変えることができるワークです。

 

やりかたは超かんたん!

椅子を向い合せにして

自分と相手(仮想)を

とことん話合わせ

横から観察して

その様子を客観的に見るだけ!

コツは

①徹底的に相手になりきること

②実際に動いていくこと

③第3のポジションは自分ではない、まったくの第3者となって観察すること

 

嘘のようですが

身体を動かすだけで

頭の中で行われていた

自分ひとりの会話が

まるでコントのように盛り上がります。

 

そしてその会話を見ている

まったく別の第3者となりきって

会話している二人の様子を

冷静に観察します。

 

するとその状況の中で

事実と誤解と勘違いが

整理され

新しい選択肢を生むことができるようになります。

 

同じ椅子に座って

今までの自分と同じフィジオロジーで

自分の頭の中でどれだけ回想しても

結局は自分の正当化をしてしまうだけです。

 

言葉だけ

知識だけ

1%の潜在意識だけで

「考えて」てみても

言葉以外の

姿勢や呼吸などの身体から受け取る情報

聞こえる言葉、聞こえていた言葉

感じる気持ちなどの

99%の無意識の中から

感覚的に得られる解答が

最適解に近いかもしれません。