トレーナーステートを整える

ご無沙汰しております!

めちゃくちゃ暑い日が続いておりますが、
皆様お変わりないでしょうか?

さて、掲題の「トレーナーステート」
NLPをされている方であればよくご存じの事と思います。

セラピーでも使うことの多い「ステート」という言葉。
これは人の内面状態を指す単語です。

日本語で訳すと、テンション…とか、モチベ…、とか
気持ちや気分といった言葉が一番近いかもしれません。

今日は、この暑い中(;・∀・)
トレーナーとして、わたしがどうステートを整えているのかをお伝えします。

山田の講座は少人数制です。

少人数にした方が、目標や志を共有しやすいことと

連帯感を生み出し、お互いのシェアをしやすくする信頼感を生み出すことにつながると考えているからです。

 

NLPは最初からうまくできるテクニックもあれば

少々練習が必要なものもあります。

ごく一般的なビジネスの世界で成功されてきた方にとっては

意味のわからない(わかる気も起きない)ワークもあります。

そこはトレーナーとして私の腕の見せ所です。

 

私もビジネス目的でNLPを始めたころは仲間内で

ビジネスでNLPを使う人が少なかったので実践への工夫は思考錯誤でした。

その時の経験値を元にビジネスマンにわかりやすく理解できるよう説明を心がけています。

 

「仕事がやりやすくなった。」

「チームが動くようになった。」

「想定以上の数字で乗っている。」

 

このような感想をいただくことの多いスクールです。

人によってはビジネスコーチを別に付けられている方もいれば

事業にコンサルを雇われている方もおられます。

ですので、基本的な仕事の進捗はそちらに管理されているようですが

回が進んでいくことに個人的にビジネス相談に来られる方も少なくありません。

 

✔マーケティングの仕組みをコンサルの指示通りに作ったのにうまくいかない。

 コンサルに聞いても、聞いたこととは別の答えが返ってくる。

 次につながる一歩が見つからない。

 

✔コーチングしてもらっているけど、まったくやる気が起きない。

 いつもトンチンカンな返答しか来ない。

 

✔売れる商品がどれかわからないし、どうすれば他の同じような商品を同じような価格で売ってる

 競合に勝てるのかわからない。

 

✔顧客を怒らせてしまった!どう対応していいのかわからない。

 

✔仕事の休みをもっと増やしたいけど、仕事の時間を増やさないと業績が伸びない。数字も欲しい。どうすればいい?

 

などなど。。。
受講期間中は常にLINEで個別質問に対応するようにしているので

いろんな質問が来ます。

NLPは教室の外で使えてナンボ。
実践で使ってみないと身に付きません。

NLPは対応の幅が広いので、およそあらゆる場面に対処することを

実践を通して伝えています。

 

当社はコンサルティングも行っておりますし

私自身はコーチを育成するコーチングトレーナーでもあります。

そういった観点からNLPを使って課題や目標達成していく方法をお伝えしています。

ビジネスコンサルティングやコーチングをされている方のほとんどは

数字や仕組みでしか物事を判断できません。

頭(意識)を使って冷静に物事を測ることには長けていますが

顧客の無意識的な気持ちや無自覚に起こってしまう感情には

対処しきれない方がほとんどです。

 

ですが人間には感情がありますし、気持ちを蔑ろにしてしまうとストレスが溜まってしまいます。

理性で押し込んでも、身体に少しづつ蓄積され、頭痛や肩こり…ひどい場合には病気になることもめずらしくありません。

多くのコンサルやコーチがこの部分を「意味がないもの」と切り捨て、対処しないことは非常に損しているなぁ、と感じます。

 

この気持ちや感情はエネルギーのカタマリです。

これこそがモチベーション源なので、コンサルやコーチとしてクライアントの推進力となり方向性を修正するポイントではないのかな~と思うわけです。

とはいえ、気持ちを受け止めるのはなかなかの労力…
気持ちや感情に価値を感じていなければできないことですね。

NLPでは、もちろんこの部分を重視します。

感情が動くタイミングは何かあるサインです。

冷静に対処しなければならない状況、気持ちを汲んで感情を正しい方向にエネルギーを向ける調整をする。。。

これができるようになるためにはトレーナー自身も、どんなことがあっても冷静でいないといけませんし、気持ちを汲む度量を準備しておかなければいけません。

「気持ちを動かさない冷静」ではなく、気持ちを受け止めたうえで動じないステートが「冷静」です。

 

トレーナーも人間なので、やはり動揺することはあります。

レベルを担保するためには全力を出し続けないといけないんです。

『自分にとって良いお客さんだけ全力を出す。』

こういう器用なことが私にはできませんのでいつも全力を出すよう念じています。

相手が受け取りやすいよう、相手が最も良い結果を受け取ることができるよう。

時には厳しくとらえられることもありますが、自分の能力を出し惜しみしたせいで

受講生さんたちの結果が望む結果に満たないものだとしたら

これ以上悔しいことはないわけです。

 

ですが、不思議なことに本当に望んでいることに全力を出し続けていると

体力や精神力、その他の能力がレベルアップしていきます。

知らず知らずのうちに成長ホルモンがばんばん放出されているようです。

全力が結局のところ、効率につながるので、最後に残るものも大きいのです。

バテている人も、元気な人も
実りある日であることを祈っております!