カウンセリングしても相手が本音を出していないように感じる時は

「資格もとれたし、しっかり勉強も復習したし。そろそろ実践してみよう!」

充実した講座を修了してしばらくたったころ

実際にお客さんにカウンセリングをしはじめてみると・・・

あれ?なんだか本音を出してもらっていないような気がする。

 

講座でエクササイズしていたときはスムーズにできたのに、

実践となると同じように結果を出すことができない。

そんなときはないでしょうか?

私も最初のころはありました。

 

こちらは一生懸命”聞く”姿勢を整えているのに

目を合わせない

黙ってうつむく

「うん」とも「いいえ」ともつかない生返事

いくつかの質問をかけても、今イチ真剣に考えてるとは思いきれない浅い答えが出てきてイライラしてしまったものです。

 

では、どうすれば、早い時点で相手の本音を出すことができるのでしょうか?

 

それは、相手が「あ、この人は自分と同じタイプの人間だ」と無意識に思うふるまいをすることです。

 

目の前に座るお客様と

同じしぐさ

同じ方向へ目線を送る

言葉の選び方、使い方を合わせることで

相手の無意識の共感を得ることができるようになります。

 

これをNLP用語で『ペーシング』と言います。

自分と似たパターンを持つ人に

人は無意識に共感を感じます。

 

相手が自分とは反対に、気が弱そうに感じたら意識的に穏やかにふるまう

逆にハキハキして自信たっぷりに見えるのであれば、できる限り明晰に胸を張って姿勢よくふるまう

そのように相手の動きに合わせることで、相手が【素の自分】を出しやすくサポートすることができます。

 

まずは相手と身体の向きや目線の送り方を同じ方向に合わせることから始めて見てください。

きっとお客さまの本当の姿を垣間見ることができますよ。